71 僕らはいつもそこにいた
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貴婦人 エリザ (桐藤葵)
虚空の天秤が揺らぐ刻。
古の封印は綻び、禁を解かれし扉より、裁きの使者が訪れる。
選ばれし者、輪廻の輪により約束の地に導かれ――
……私は、此処までの神託を受けておりますの。
皆様も、輪廻の輪に導かれていらしたのでしょう？
神の寵愛を受ける私の大いなる力に縋りたいなら、ウィクトーリアとクラトスの力の恩恵を、少しばかり恵んで差し上げてもよろしくてよ。
女学生 ポーラ (mist)
我の元に跪け。
我こそは女帝の神託を受けし者。
人も人ならざるものもわが前に道をあけるが良い。
裁きの使者ももろともにひれ伏させて見せようぞ。
貴婦人 エリザ (桐藤葵)
命を操る炎の力を授かりし者、女帝として運命付けられし者。
この約束の地の宴、想像以上ですわね。
……けれど、私の運命<<サダメ>>を聞いて驚きなさい。
権力と暴力、勝利と熱意の母なる者。
冥府の番人にして、誓いの証人。
最高の神より、大いなる栄誉を受けた――
その女神の、転生なる者ですのよ。
少年 ユーリー (たると)
……。(コイツらなにやってんだ、ばっかじゃねーの。人狼なんているわけないのに。…で、でもちょっと気になっちゃうんだよね。仕方ないから覗いてやるか。ちょっとだけ…ちょ、ちょっとだけなんだからな！！！)
青年 ガルシア (irou)
…………俺は気を失っていたのか…？
今は何月何日だ…？
天地鳴動の鐘はまだ鳴っていないのか？
この世界は醜くも美しい。
俺は俺の力でこの世界を守る…！必ずな…！！！
この紅炎のガルシアが守ってみせるぜっ！
貴婦人 エリザ (桐藤葵)
輪廻の輪は、時にその資格に欠ける者を約束の地へと誘ってしまうことがあると、私の神託は告げております。彼等は本当は、裁きの刻に選ばれ受け入れられるだけの力を持っていなかったのでしょう。
もしくは……
一度約束の地へ誘われた者も、自ら約束の地よりも俗世を選ぶというなら、運命の輪はそれを止めない、そうですわよ。
何方にせよ、彼等が真に『選ばれし者』となるに値しなかったことは確かですわ。
青年 ガルシア (irou)
ケッ。
俺のことを好き勝手言ってくれているようだな。
だが俺は今、頭が痛んで前後の記憶がない…。
この状況を整理しないといけないな…。
おい、そこの紫。裁きの刻とはなんなんだ。
貴婦人 エリザ (桐藤葵)
>>16
天地鳴動の鐘のことはお分かりになるのに、裁きの刻のことは分かりませんの……？貴方、本当に不思議な方ですわ。
何か鍵になる記憶を持っていて、それを消されているのかもしれませんわね……。
其れに、私を紫などと、無礼千万ですわよ。
私はステュクスの転生にして化身なる者、エリザですわ。
漆黒の光明により禁断の扉の封印が解ける時、輪廻の輪により選ばれし『力』ある者達が約束の地へと導かれ、扉より訪れる使者により、この世界の象徴として、世界の代わりに裁かれる。それが『裁きの刻』だと、神託は告げております。
その始まりを告げるのが、この広闊たる約束の地の隅々まで響き渡るという『天地鳴動の鐘』ではありませんでしたの？
貴婦人 エリザ (桐藤葵)
気まぐれと言えば、そうかもしれませんわね。
神の転生であり神の寵愛を受ける私とて、神の気まぐれによって此処に存在しているのかもしれませんから。
けれど、貴方も私も、『選ばれし者』なのですから、光栄に思うべきですわ。
裁きの試練に打ち勝ち、大いなる制裁から世界を救えるのは、選ばれし力を持つ者だけなのですから……。
貴婦人 エリザ (桐藤葵)
そういえば……
今回の裁きの宴に招かれた皆様は、何の『力』を持ち、何故輪廻の輪に導かれたのか……気になりますわ。
『力』だけでも、教えていただいてよろしくて？
私は、冥府の河の番人、神々の誓いの証人たるステュクスの化身、エリザ。
エレメンツとしては、父なるオケアノスに属する『水』のリゾーマタなら、少しばかり操ることができますわ。
以後、お見知りおきを。
傍観者 桐藤葵 (桐藤葵)
キャラで答えると中身がばれそうなのでこっちでー
0時8時8時半ならどれでも。
他のみなさまの都合次第では9時でもギリギリだいじょうぶです。
一番ありがたいのは0時です。
シェフ ケナー (シラノ)
ケーケッケッケッ！！
おまえら神だの悪魔だの転生だのマズいメシの喰いすぎでおかしくなっちまったんじゃねぇか？俺様の作るウマいメシを喰ってさっさと正気にもどりやがれ！！
ウマいメシは正義だ、俺の作るメシはウマい、つまり俺は正義だ！
流れ者 ネイ (tumo)
なんか、狂っているのが居るが、僕には関係ないな…フッ……僕が絶対的存在なのだから、他は狂っているに決まっているだろう？
貴婦人 エリザ (桐藤葵)
フフ、分かりましたわ……
成程、この御二方は、ステュクスの転生たる私と共に裁きの宴に招かれるだけの、敵としても味方としても不足の無い相手のようですわね。
けれど、ビアーやニーケーが私の側にある以上、私は這い蹲るどころか跪くことすら有り得ませんわ。
私の敗北は、我が水面には映りませんの。ごめんあそばせ。
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