【独】 エレオノーラ (okisin)
自分の弱さを平気で口に出せるのは基本的にそれを利用したいんだと思ってる。
俺はこんなに不幸なんだ、病気なんだと。だから特別扱いしてくれと。
初めは恥ずかしかったかもしれない。本当に苦しかったかもしれない。
しかし繰り返される度に川の石が削れるように感情は磨耗し打算だけが残る。
自分は精神病で人には理解できない病気だから、と事あるごとに騒ぐ人間のなんと醜悪なことか。
彼らは弱点を克服し弱点なしにいきられなくなった。
そんな人が我が物顔に生きてるのをみるのは仕事とはいえ結構きつい。