全くだ。煙草たかだか3箱で愛してるとか言う方も言う方だけどな。愛して止まないのはシケモクだろ?
って、おい。CALPIS原液に砂糖なんざ正気か?お前がリディの嬢ちゃんの前でソイツを一気して手本見せてやんない。ナタリーは腐ってる上にスイーツ(笑)みてぇだな。
そう言やアナスタシアまだ見えねぇのな。噂話を気にして出歩きたく無いっつってたけど、バブーシュカのお見舞いに出掛けたぜ。そろそろ戻って来ても良い頃合いなんだがな。まぁその内に来るだろうさ。
(gthm・・・ニキータが右側と見たわ・・・)
はあ、なんだかおなかがすいたわ。
ニキータ、せっかくだから私にも何かおごってくれたりしないかしら?
[ニキータの腕をとると甘ったるい声でせがむように]
びっくりしたみょん
ミハイルに集会所の裏に連れ込まれてなにかとても口では言えないようないやらしいことをされるかと思ったみょん
でもなにもなかったみょん
白百合のように可憐なナタリーと二人きりになってむわむわしないなんて、ミハイルはやっぱり[なぜか汚れていて読めない]
久しぶりに覗いたら煙草とお酒(カルピスロックもあり)談義になってるだ〜
煙菅派のおいらには紙巻き煙草の銘柄はわからないだ〜知ってるのはマイルドセブン…くらい
ひどいんだみょん!
普通よりちょっとかなり可愛いかもしれないけど、ナタリーは一般的などこにでもいる、ありふれたただのJKだみょん
そんなにナタリーが黒だって言うんなら証拠を出すみょん
ついでにニキたんの好きな性別とタイプを教えるみょん
はぁはぁ…
どうだみょん?
ニキたんの好みのタイプをそれとなく聞き出してあげたみょん
感謝してもいいんだみょん
[ナタリーはミハイルにドヤ顔をしている…]
・・・ナタリーvsニキータ・ミハイルとタバコの戦いみたいになってるなの。
あ、カルピスロック(期間限定パイン味)追加で。
カルピスは平和なの。
……(カチカチ)…………。
……(シュボッ)……フゥー……。
10年くらい前の話しなんだがな。ざっくり話すとカルピス社が作った物を自称魔法少女のよく分らないガキが奪おうとしてたわけだ。
俺は工場への輸送を手伝ったんだがな。何かよくわからねーガキがそれを狙って襲ってきたわけだな。
しかも何がやばいってそのガキ奇妙な術を使ってくるわけだ。
仕事始めたばかりだってのにいきなり死ぬのかと思ったよあの時は。
……(シュボッ)……フゥー……。
そうだな、まずカルピス社が作ったトンデモナイ物こいつのせいで業界は騒然となった。
あのカルピス社がまさかそんな物を作るとは?事態を重く見た各企業がそれぞれフリーランスの連中を集めたわけだ。
ある企業は強奪・ある企業はその物自体をこの世か消そうと。そして俺の場合はカルピス社からその物の輸送を依頼されたわけだ。
俺はカルピス社から依頼されたその物を工場に届けるのが任務でな。その際にさっき言った自称魔法少女に襲われるわけだ。
この自称魔法少女がトンデモナイ奴でな。見た目はガキ何だが空を飛ぶわ、火や水を出すわ挙句の果てに闇の眷属なんてのまで従えてやがる。
空飛んだり火や水出すくらいなら魔術師の類なら見れたりするもんだが、闇の眷属の召喚となると話しは別だ。
俺もあの時は本当に肝が冷えたよ。
そもそも火を出したり空を飛ぶくらいは魔法とは言わずに魔術と呼ばれる部類でな。
人間だって道具を使えば火は出せる。ライターやガスコンロを使えば火が出るし、水が欲しければ蛇口を捻ればいい。空を飛びたきゃ飛行機に乗ればいいしな。
最初はその自称魔法使いは、ただの魔術師の類だと思ってたんだがな。
クレイジーラビットだかデビルラビットだかしらねーが闇の眷属として兎を召喚するとんでもねーガキだったよ。
語尾にぴょんだかみょんだったかつくよく分からない言葉使いだったな。
魔法の副作用か何かでそんなしゃべり方だったのかもしれねーけどな。
今も昔も魔術師はいても魔法使い何て奴はレア中のレア業界でもめったにお目にかかれない術者なわけだ。
それがカルピス社の作った物を強奪しに来たわけだ。輸送してる俺としちゃ堪ったもんじゃないわけよ。
見た目が、ガキなのか中身がガキなのか知らんがニンジンやったらどっか行っちまったんだがな。
ありゃ魔法の副作用だろうな。
俺もおかげで仕事始めたばかりだってのに奥の手をいくつか使っちまうっていう。本当にあの頃は経験不足からか何かにつけて奥の手を使っちまってなー。
本当に未熟ってのは嫌なもんだぜ。