皆様、ご乗車ありがとうございました。今夜、皆様にお降り頂いた後にこの列車は新たな物語を求めて再び出発いたします。いつかまた、皆様の旅路の何処かでお目にかかることを願っております。[列車の先頭で前照灯が光りを放つと前方の宵闇に一条の光が射す。列車のヘッドマークの羽ペンがキラリと煌めいた]