私が飼ってる鷲がイヤに甲高い声で鳴いていてね。まるで着いて来いって言わんばかりに私を導くように風を切って真っ直ぐ飛んだんだ。
此処で何か起こりでもするんだろうか?[…は鷲を肩に止まらせると辺りを慎重に見回した。]
[2人の姿を一瞥して]
君達もここにきたのかい?
酒が飲めるなら付き合ってもらえないかい?
[集会所にあるワインを1つ取ってグラスに注ぐと飲み始めた]
ありがとう。遠慮無く貰うよ。
美味い酒があるなら摘める物でも持参すれば良かったな。
…やはり狼の肉で一品拵えるか。
[あながち冗談でもなさげに。ワインを注いだグラス傾ける。]
ワインか。いいね。いただこう。
なんだ…肉はこれから捌くのか。
[アリョールの肩に止まる鷲をチラリ。
懐からよく手入れされた短剣を取り出すと、はぁ、と刃に息を吹きかけて布で磨き出した。]
ありがたいね。葡萄酒は遠慮なく頂くが…。
[…は鷲を皆が狙っているのに気が付いて。]この鷲を食べようなんて不埒な考えを持つのは止めて頂きたい。そのかわりに牛の干し肉をあげよう。[…は鷲を保護するように自分の後ろに移動させると、持っていた袋の中から干し肉を取りだしテーブルに置いた。]
ここはどこの国のどこの村なのかしら…?
もう自分がどこに向かっているのかすら、分からないよう…。
[不安げな様子で、寂れ朽ちた「ようこそ!」と書かれた
入口の木造アーチをくぐる]
あ、あそこから人の気配がする…。
[ぐぅと鳴るお腹を合図に、フラフラと歩みを進める]
…こんにちは〜。
いきなりで不躾ですが、食べるモノありませんか?
旅の途中に馬車が襲われまして、命からがら逃げ出すも3日も水だけで彷徨ってまして…もうお腹と背中がひっつきそうです。
[…はアリョールの鷲と干し肉に目を止める]
まぁ!美味しそうな鶏肉と干し肉…。(じゅるり)
[…はユーリーに気が付くと。]ん、なんだ?君も私の可愛い鷲を食べようと言うのかい?ダメダメ、この子は私の大事な鷲なんだ。
お腹が空いてるなら干し肉、後は…保存の利くピロシキをあげるから。
全く、油断も隙もあったもんじゃない。もう既に人狼が5人居るようだよ。[…は大袈裟な溜め息をついた。]
あ、飼ってらっしゃる鷲さんなんですね。
私ったらてっきり食用とばかり。いけない子。[頭コツン]
干し肉、遠慮なくいただきます、ありがとう!
あとピロシキも!
路銀すら無いので、この村で短期ででも働き口が見つかるといいけど…。
え、人狼?なんですか?それも食べモノかしら?
[…は不思議そうな顔を浮かべて、ピロシキを片手に干し肉をはみはみ]
働き口が欲しいのか?なら鷲の世話を頼みたいのだが、動物を世話した経験は有るかな?
賃金は要相談だが三食と寝る場所は提供してあげよう。…ところで君は女性かい?鷲の世話も結構重労働だけど体力的に大丈夫か?
鷲さんのお世話…ですか。
鳥類ですと、家で食用の鶏と鴨の飼育経験があります。
丸々と太らせてですね、これが美味しいんですの。[鷲を見る]
しなやかな足をお持ちですからね、この鷲さんからはいい腿肉が…と、食用じゃなかったんでしたわね。
多分、同じような飼育で大丈夫ですよね。うん、大丈夫。
私よく男の子に間違えられるんです。
父は息子が欲しかったらしく、そのように育てられてきましたから。
ですから体力的なことは気にしないでください。
がんばります!
(ピンときたわ。これはもしかして、ろりこんってやつかしら。
もしそうなら私が護ってあげなきゃ…)
[…はピロシキをモグモグしながら、様子を伺っている]
…。
[何か察したのか、じっとユーリーの方を見た。
前髪に隠れて見えない。]
菓子、くうか?
[なぜか<< キリル>>に向けて、ポケットから金平糖が入った可愛らしいケースを見せた。]
もらい物だが。
えっとな、君が飼育経験豊富なのは分かったんだが、食用じゃ無くて狩用に育てて居るんだ。あまり太らせないようにして欲しい。餌の配合は私が教えるので従って欲しい。
o0(ニキータのヤツは早速本性出したか。ょぅじょと聞けば光の速さで飛び付くんだよな。又通報されない様に。)
(泣く子見るとほっとけない性質なのだがな。
…世間は冷たい。
可愛いは正義じゃないか←
よし、逮捕されるな。黙っていよう。)
[カチューシャの頭をぽんぽんと撫でたのち、
泣き止むなら金平糖をケースごと渡すだろうか。]
[そうして離れて、カウンターから新たに酒を取り出す。
ベーコンがあればそれも焼いてつまみとしてもっていくだろう。
料理47以下であれば良い出来具合だ。
→52]
(こっちを見てたかと思えば、あちらの方にお菓子を差し出したり。
そうかと思えばベーコンを焼いて、お酒を飲みだしたり…。
いわゆる一つの挙動不審、てやつですわね。)
[…はニキータを不安げに見つめている]
(でもベーコンの焦げた匂いが美味しそう…)
[…はすでにベーコンの乗った皿を手に取って]
私もいただいていいかしら。
いえいただくわ。[もぐもぐ]
>アリョール
わかりました。餌は貴方の配合どおりに、ですね。
あ、カワイイ鷲さんのお名前はあるんですか?
それと、おやつの時間は必要ですか?
他にも何か…、
[一旦グラスをテーブルへ置き、台所の戸棚を探る。
元の位置へ戻り椅子に腰を落ち着ける頃には、
1.大量追加な干し肉
2.焼き鳥の缶詰
3.蛙の干物
4.シュールストレミング(世界で最も臭い缶詰珍味)
5.チーズの燻製
6.何も発見できなかった不服そうな表情のみ
{5}を持ち帰り、<< ベルナルト>>に一つどうだ、と勧めた。]
しかし食用の鷲なんて聞いた事無いのに。そんなに腹が空いているのか?仕方ない。ほら。
1.山盛りカルボナーラ
2.柔らかラムの香草ソース掛け
3.カレーライス
4.ビーフシチュー
5.炒飯
6.ひなびて黄色くなった元白米と沢庵の切れ端2つ
これはありがたい。干し肉の追加が手に入ったか。ストックに足させて頂くよ。
そうだ。ユーリー、これを良く読んでおいてくれ。プーチンの飼料の配合だ。[…はユーリーに配合分量を書いたメモを渡した。]