天のお告げ（村建て人）

ザーッ、ザーッ

［突如として館に閉じ込められた13人。彼ら全員が目覚めると、どこかからノイズが発せられる。全員が音の方向へと視線を向けると、そこ、館ロビーの一角には一台の監視カメラのような形をした機械と、音声を拾うマイクのようなもの、そして一台のスピーカーがあった

そしてしばらくスピーカーから発せられるノイズの後、ようやくそこから人の声、いや、肉声に機械音、所謂ボイスチェンジャーを被せた偽物の声が流れてくる。］

ー御機嫌よう諸君。清々しい目覚めだったかな。
役者は揃った。せいぜい楽しませてくれたまえよ？

［スピーカーからはそれだけを発すると、もうノイズと共にボイスチェンジャーで隠した声は消えてしまい、再び館には静寂が戻っていた］

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