>>+288 ワット貴族の娘たるもの、慎みは標準装備ですわ。声を立てて笑う時は扇子の影で、と教わりましたの。……なんて、ね(笑[髪が乱れますわ、と少し口を尖らせて抗議するが 払い退ける様子はない]……そう見えていたなら、良かったですわ。村側でも赤側でも、端から何も聞いてもらえないのは寂しいし、辛いですもの。灰は疑い合うのが仕事だから仕方ないですし。それなら、確白が灰のできない事をできれば、と。いいえ、お気になさらずに。演技でも本当でも、構わないと思っていましたから。