調香師 チュレット に 1人が投票した(らしい)。装飾工 メリル に 8人が投票した(らしい)。煙草売り ヌァヴェル に 1人が投票した(らしい)。装飾工 メリル は村人達によってたかってぶち殺された。
誰かが寝たまま起きなかったみたい。
しぶとい奴は学術士 ヒューゴ、噂好き トルテ、調香師 チュレット、雪国の少女 リディヤ、煙草売り ヌァヴェル、パン屋 デボラ、技師 レネ、昆虫博士 ニコル の 8 人だと思っておこう。
……ああ。ああ。そうでしたのね。そう、でしたのね。
わたくし、完敗ですの。何も成せぬまま、信を得ることすら出来ぬまま、ヒトオオカミに堕とされてしまいましたの。わたくしは──……
メリルさん、まだ、この村を捨てずにいてくださってらして?もしまだ魂をこの村に置いていらっしゃるなら、お話をしませんこと?わたくし、本当は貴方ともっとお話がしたかったんですのよ。
オレは、あんたがいたからこそあの一撃を放つことができたま、それは当たってないどころか、パン屋なんて存在していなかったが
──ここでは心ゆくまで話せるようだな
ああ、メリルさん!分かります、どうしても上手くいかないとき。メリルさん、きっと本当に緊張していらしたんだと思うんですの。そして本当にお辛かったと思いますの。もっとわたくしから声をかけられたら良かったのですけれど……
気遣ってくれてありがとうなここに来るのは初めてだったし、小喉という試みも初めてだった初めてだらけでも分からないなりに足掻けていれば、せめて一人人外を道連れに出来ていればと悔やまれるばかりだ
確かに緊張というデバフは少なからずあっただがいつもと違う環境にいれば、素の実力というものは明らかになってくる故にこの結果はオレの素の実力が弱い以外の何でもない。エリィゼはあまり気負わないでくれその気遣いだけでオレは救われる
小喉は皆を不器用にする不器用ながらも必要な言葉を伝えていく姿勢、それに感銘を受け…オレもそうありたいと願った願うことは簡単だ。そうあれるかは別問題だった
わたくしも、ですの。もっと上手くやれていればと悔むばかりですの……ところで、わたくしには赤窓が見えるようになったのですけれど、メリルさんにも見えてらして?
わたくし、本当に伝えるべきことの取捨選択も出来ませんでしたのよ。もっと喉があれば、占い師として貴方と手を繋ぎにいきたかった。本当に惜しいことになりましたの。
オレにも見える。墓下公開オプションの影響だろう前日の傍観者の会話を見るに、傍観者達には役職が公開されていないようだオレの国では傍観者との対話は不可能だったが、ここではどうなのだろうか
伝えるべきことの取捨選択、そんなことはオレには欠片も考えつかなかったただ応援し、ただ見えない敵と戦い、ただ死んでいっただけで終わった/*知らないかもしれないけど、恋慕ユキメもそうだった。狂気に侵され、ただ死んでいった。何故か初参加は毎回失敗する法則みたいなものがある気がしてならない